年を重ねるということ (10/12/28)

かつて私が会社勤めをしていた頃の話です。
私が会社からの帰宅途中で信号待ちをしていると、後ろから可愛らしい声で「おばちゃん・・オバチャン・・」と呼ぶのが聞こえてきます。
勿論おばちゃん等とは微塵も思っていない私は
(ほら、おばちゃん、小さなお嬢ちゃんが呼んでるわよっ、まったく!)と思いながらあたりを見回すと、私の他に誰もいない。
(えっ、おばちゃんって私ですかい?)
と思いながら振り向くと、そこには私の落としたハンカチを握りしめた三つ位の女の子が、片方の手でお母さんの手を掴みながら立っているのでした。
「あっ、ありがとうね(・・・ちょっと複雑)」と言って目線を上に上げていくと、なるほど、そこには私より遥かに若い、この間まで女子高生やってましたと言うような若いママが立っていました。
(まっ、このママじゃ、私はおばちゃんかっ・・・)と思った次第です。

最近私は年を重ねるということとは、自分の中の可能性を絞って行く事だと思っています。
可能性を絞るということは、諦めるということではありません。
集中すべき的をあくまでも絞り込んでいくことだと思っています。

あれもこれもと夢ばかり見ていたこむすめ時代を考えると、生業として選んだ「仕事」に真摯に取組み、成果を出し、達成感を得るというのはなかなかオツなものです。
そう考えると年をとるというのも満更悪くない・・と思うのです。

さて、今年一年は皆様にとってどのような一年でしたでしょうか?
安心いちばんは、開業6年目を迎え、仲間も増え、ますますチームワーク良く邁進出来た年でした。
来る年も、たくさんのお客様との出会いを楽しみに日々精進したいと思っております。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。。。

    

(しげみや・ゆ)

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英単語も通じない・・・。 (10/11/29)

羽田空港内で働いている友人の話です。
羽田に国際線が乗り入れるようになって羽田に外国人旅行者が多くなりだしたのですが、空港内の外国人対応はこれからのところも多いそうです。
悩みの筆頭は英語の発音で、ことにネイティブの発音が理解できずに混乱することも多いだろうと話していました。

かつてアメリカでのこと。
朝食のために入ったファーストフード店で、モーニングセットとホットコーヒーを注文しました。
少し待って出てきたモーニングセットを見てびっくり。
びっくりしたのはその量にです。
日本人の感覚をはるかに超えた特盛り状態。
パンに卵にソーセージ、どれもが多いのにさらにホットケーキまでついていました。

アメリカ人は朝からここまで食べるのかと思いつつ食べ始めました。
そういえばコーヒーがきていないなと友人。
言いに行いこうかと話していて二人とも気付きました。
店員にはホットコーヒーがホットケーキと伝わったことをです。

  

日本人はこんなに食べるのかとアメリカ人の店員は思ったかもしれません。

この話を空港で働く友人にしたら、彼も経験談を話してくれました。
南米旅行に数人で出かけたときのことだそうです。
その旅も終盤にさしかかった頃、夜食に日本から持ってきたカップラーメンを食べようということになり、一人がフロントに電話してホットウォーターを注文しました。
久しぶりのラーメンということで、カップ麺のふたをめくりお箸の用意をしてお湯を待っていたそうです。
ドアがノックされ、やれお湯の到着だとなるはずでしたが、ボーイがうやうやしく銀のお盆に乗せていたのは、さあ何だったでしょうか。

答えは、ホットドッグが一つだったそうです。

英語は文法も大事でしょうが、とりあえずは発音が大事かもしれませんね。
食べ物関係では単語だけのやり取りなので特にでしょう。
保険では、お客様に平易でわかりやすい言葉を使うことが大切だと常々感じます。
それでもつい保険用語が出てしまいますが、間違った意味でお客様がとらえられたら一大事です。
そういえば、チーズバーガーをたのんだら、チェリーパイが出てきたという話もどこかで聞きました。

(かねこ)

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指差し確認で安心を! (10/10/29)

近頃、保険のCMを頻繁に見かけるようになりました。
色々な保険会社のCMを見ると、どれもこれも魅力的に感じますよね。
こう沢山あると、どれを選べば良いのか悩んでしまいます。

昨今の平均的な一世帯あたりの生命保険料は、あるデータによると年間約50万円と言われています。
毎月の支出を考えると、マイホームの次に高い買い物である・・・と言うのも納得が行く額ですね。
この、せっかくの高い買い物が、本当に役立つものになっているかどうかの確認は残念ながら行き届いていないのが現状です。
皆様のお宅では、どうでしょうか?

今の世情や自分のニーズに適切に応えられる保険を選んでいないと、「いざ」と言う時になって役立たないという事にもなりかねません。
今加入している保険はいつ入ったものですか?
放って置きっぱなしになっていませんか?

ご家族を取り巻くリスクや環境も、保険の中身も、時間とともに変化しています。
これからも「いざ」と言う時に本当に役立ってくれるのか、確認しておきたい事は沢山あります。
しかしながら、様々な保険の内容を読み取りながら、自分に最も適した保険選びになっているのか検証するのは、なかなか難しいものです。
そんなお客様のお悩み解決のお手伝いをすることが私たちの使命です。

一度ご一緒に、ご不明な点をなくす為に、一つ一つの保険について指差し確認をしてみませんか?
保険を選ぶ際の考え方やポイントについてもお伝えしながら、お客様に安心をお届けしたいと思います。
どうぞ、お気軽にお声かけください。

(しげみや・ゆ)

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火災警報器の設置はお早めに (10/09/30)

住宅用の火災警報器の取り付けはお済でしょうか。
新築の住宅には全国的に平成18年6月1日から義務化され、既存の住宅でも、島嶼部を除く東京都では平成22年3月31日までに、神奈川県では平成23年5月31日までには取り付けを終えなくてはいけないことになっています。
義務化されて東京都では1年以上が経ちますが、既存住宅での普及率は55%程度(消防庁の推計)に留まっているそうです。

    

住宅火災での死者数は、平成15年以降連続して千人を超え年々増えているそうです。
住宅火災で死に至った原因について、消防庁は64%が逃げ遅れで亡くなっていて、また死者数に占める65歳以上の方の割合は60%を超えていると言っています。
ということは、お年寄りの逃げ遅れを防げば大幅に死者数は減少するということです。

逃げ遅れに火災警報器がどれだけ有効かについても調査データがあります。
消防庁のデータでは、設置していた住宅での死者数は、そうでない場合と比べ3分の1に低減しているのだそうです。

ずいぶん大きなデータ差です。
法律や政令で決まっているからではなくて、家族みんなを火災から守るという観点で、設置が延び延びになっているご家庭は、この冬を前に取り付を検討されてはいかがでしょうか。

(かねこ)

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ロゴに込めた想い (10/09/01)

安心いちばんのロゴは「A&i」で三角形をかたどっています。
三角形は家紋の【一つ鱗紋】をイメージしたものです。
ウロコのマークといえば武田薬品が有名です。

執権北条氏の紋は三つ鱗。
ちなみに北条氏の鱗紋は三角形の中を塗りつぶしているのが北条鱗、縁取りだけのものが陰北条鱗と呼ばれています。
鱗紋は20種類以上にも及んでいます。
五つ鱗に六つ鱗、七つの鱗を組み合わせたものや清明鱗と呼ばれる美しいデザインのものもあります。

           

【丸に一つ鱗】【北条鱗】【陰北条鱗】【細輪に六つ鱗】【六つ鱗(清明鱗)】

鱗といえば、魚類、爬虫類が連想されますが、鳥類、哺乳類にも存在しています。
鳥類では、一説には羽毛は鱗から進化したとも言われ、元来の鱗は失われているものの脚の部分には鱗様の形態が残っています。
ほ乳類では、ネズミ目の尾などに角質の鱗が存在しています。
また、ほ乳類の体毛は鳥類の羽毛同様、鱗から進化したものと言われています。
人類も鳥類同様ほぼ鱗は失われ、皮膚上の名残は爪というかたちで留まるのみとなっています。

鱗は動物の体を外部環境の変化から守り、攻撃から防御する役目があります。
防御のため一枚板の装甲板で体表を覆った場合、その動物の体の可動性は著しく損なわれてしまいます。
これを小片に分割し、小装甲板の間に可動性を持たせれば、かなりの防御性を維持したまま身体の可動性を得ることができます。
これが鱗です。

鱗が家紋のデザインとして数多く取り入れられた理由には、三角形の幾何学紋様の美しさのみならず、こうした鱗が果たしている役割、機能にも想いを馳せていたからではないでしょうか。

安心いちばんのロゴは、「A」と「i」が寄り添い、一つ鱗をかたどっています。
    

ローマ字読みなら、Aは「あ」、 i は、「い」です。
鱗は体を外部環境の変化から守り、攻撃から防御する役目があります。
安心いちばんのロゴには、お客様を「愛でお守りする」との想いを込めています。
従業員一同、ロゴに込めた想いを大切にしながら日々の仕事に精進してまいります。

(ふじうち)

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