リーダーシップを感じた。 (11/05/20)
栃木県内の工場に勤務する友人の話。
震災のとき、彼は東京の本社にいて、会議に出席していました。
そこに突然の激しい揺れ。
地震が収まった後、上司から栃木工場がどんな被害を受けたか早急に調べろ、との指示を受けました。
彼は、翌日、工場に着けるかわからないが行けるとこまで行く、と早朝横浜の家を出ました。
交通機関は寸断、混乱の連続ながらも、目的地まであと一歩のとこまでたどり着くことができました。
鉄道はだめだが、そこからはバスが運行しているとの情報を得て、バス乗り場に行くと、かなりの人がバスを待っていました。
そこに1台のバスが。
全員が乗るのは無理だったため、当然バス乗り場は大混乱。
乗れない人たちが、バスを今すぐ増便しろ、とか、並んでいた順番通りに乗りこんでいないとかの罵声を運転手に浴びせ、その場は騒然となったそうです。
怒号が飛び交うなか、一人の男性が、「文句ばかりを言うな。文句は詰めるだけ詰めて、どれだけ乗れるかやってみてからだ」と激高する人たちに喝を。
それからみんなで協力し、超すし詰め状態をつくりました。
そうしたら、なんとその場の全員がバスに乗れたのだそうです。
定員オーバーの運行が許されるのかな、などとも思いながら聞きましたが、リーダーシップとはこういうことだなと感心した話でした。
文句を言う前に今できることは何かを考える。
昨今のテレビの政府批判や東電批判を聞くと、この話を思い出します。
(かねこ)
それでも季節は巡る (11/04/21)
未曾有の大災害からひと月以上が経ち、日本中、いや世界中が色々な思いを馳せた時を過ごして来ました。
当初、あまりにも甚大な被害に、被災地の方々を思うと言葉も無く、今回、この便りにも何を書けば良いのか分かりませんでした。
続く余震、予断を許さぬ原発問題、本当に大変な状況で過ごされている被災地の方々。
報道を見るに付け無性に涙がこぼれてきたり、胸が締め付けられる思いの日々でした。
きっと誰もがこの震災で、普通に過ごしている日常がいかに幸せだったのかと言う事を噛み締めていると思います。
勿論私もその一人です。
自粛に対して賛否両論ありますが、私の行き着いた結論はこのような思いです。
被災地でない場所の我々が委縮する事無く、日常を今まで通りにいやそれ以上に淡々と過ごし努力を重ねよう。
そうする事で経済活動に参加し、それが間接的に復興に繋がると信じよう。
いつもと同じ事を淡々と続けることが日本の力になると信じよう。
その為には元気に明るい笑顔で日々を過ごして行こう。
そして復興を願い祈りつつ、出来る限りの支援に参加して行こう。
我々保険代理店の使命は、お客様を取り巻くリスクに対して正確な最新の情報をご提供し続ける事です。
今回改めて、「地震保険」の大切さや成り立ちについてお伝えして行かねばと心に誓いました。
今年はいつの間にか春になっていた感があります。
先日被災地の方が「悲しみは勿論ある。けれど、立ち止まってはいられないし季節を愛でる気持ちは忘れたく無い。ほらキレイでしょ?」と力強く仰って、摘んできた菜の花を避難所に飾っておられたのが印象的でした。
今年の桜は節電でライトアップは無くなっていても、月明かりに浮かぶ桜本来の上品な美しさがとても綺麗でした。
(しげみや・ゆ)
喉元過ぎても…忘れない。 (11/03/23)
最初の計画停電は夜でした。
家にある懐中電灯、ラジオに電池を詰め早めの食事をし、その時を待ちました。
停電になってあらためてわかったことがいくつかありました。
テレビが映らなくても、ネットでNHKテレビがみられるからとパソコンを開いていましたが、ルーターが起動しないためだめでした。
また、我が家の暖房器具はすべてが電気製品で、暖をとる方策は布団にもぐり込むことだけでした。
停電が終わって明りがつきました。
普段のようにもどそうといくつかのスイッチをいれました。
その数の多いこと。
電力を湯水のように使っていたんだと反省しました。
被災地の悲惨な様子、ガソリンスタンドに並ぶ自分の姿、原発の危機…、否が応でも考えさせられることがいっぱいの毎日。
間違いなく全国民が多くのことを感じ、考え、学んでいると思います。
このことが喉元過ぎれば…とならないように、今思うことをしっかりメモしておこうと思います。
「こういうことはしない」「こういう準備をしておこう」「こういう協力をしよう」などです。
でもこうしたことが言えるのも被災地の遠くにいるからでしょう。
「あの時こうしてあげればよかった」「もう一度会いたい」…。
メモになろうはずのない悲しみのなかにいらっしゃる方々になにができるのか。
ゆっくりでもここから考え始めようと思います。
16日の新聞を開いてびっくりしました。
宝くじが5万円当たっていました。
家族みんなで、寄付しようと決めました。
(かねこ)
ワインの効能 (11/02/25)
私の守護神はバッカスなので、ワインが大好きです。
はまり始めて早幾年・・・まぁ、昔「私の血はワインが流れている」とか何とか言った女優さんがいらっしゃいましたが、そこまではイッチャッテません。
毎日グラス1杯のワインを飲み続けると得られる効能が6つあるそうです。(私が読んだ一例ですよ。)
①記憶力アップ
毎日グラス1杯のワインを飲んでいる70代女性とそうでない女性に記憶力クイズを出したところ、ワインを飲んでいる女性の方が高得点を得られたそうです。
ワインは血塊や血管の炎症を防ぐ効果があるとのこと。
また、善玉コレステロールを含んでいるので動脈硬化などを防ぐ効果もあるとのこと。
②ダイエット効果(ここ重要!)
適度にワインを摂取している人は他のお酒を飲んでいる人よりもウェストが細く体脂肪が低いそう。(私には全く当てはまりません)
また、ワインを飲んだ後の90分間は余分なカロリーを消費する助けになり、それによってダイエット効果を得られると考えられているとのこと。
③抵抗力アップ
毎日グラス1杯のワインを飲んでいる人は、ピロリ菌やバクテリアによる感染症・潰瘍・胃癌の発症率が低いことが分かったそうです。
④卵巣がん抑制
毎日グラス1杯のワインを飲むことによって、卵巣がんの発症率が半減することが分かったそうです。
これは、ワインに含まれる高酸化物質やフィトエストロゲンという物質によって効果が得られているのではないかと考えられているそうです。
⑤骨格の構築
適度にワインを摂取している女性は骨密度が高いことが分かったそうです。
これはエストロゲン(女性ホルモン)の生成を助け、ホルモンバランスを整える効果があるからと考えられているとのこと。
⑥血糖値抑制効果
ワインを適度に飲んでいる女性と飲まない女性の糖尿病発症率を比較したところ、ワインを定期的に飲んでいる女性の方が糖尿病発症率が低いことが分かったそうです。
詳しい理由は定かではないようですが、インスリンに何かしらの作用を行っているのではないかとのことです。
何だか良いこと尽くめ!これは毎日飲まなくちゃね、ふふふ。
・・・ん?何かが違う・・・毎日1杯・・・毎日は飲まないけど、空けたら1本・・・これじゃぁ、ダメですよねぇ?
皆様、くれぐれも健康のため、飲みすぎには注意しましょう。
(しげみや・ゆ)
浦島伝説が横浜にあった。 (11/01/27)
浦島太郎が足を洗った井戸というのが横浜市神奈川区にある、という話を聞きました。
そんな馬鹿なと思いつつも、神奈川区には浦島町というところがあるし、浦島丘中学というのもあるのを知っていたので、まさかと思いつつも話を聞きくと、井戸は今でも現存して
いて、箱根駅伝で通る国道15号線に近く、子安というところにあるということでした。
隣の鶴見区に住んでいますので愛車ビアンキ(自転車)で行ってみました。
埋め立てが進んだところですが、元々は漁師町で、今や運河となったかつての浜には、小型の漁船の姿があり、昔ながらの風情の神社もいくつか残っているところです。
浦島太郎ゆかりの井戸は土地勘があったのですんなりとみつかりました。
こんな井戸が神奈川区に残っているなんて、かなり驚きました。
近くに浦島寺というお寺もありました。
境内には、神奈川版の浦島伝説が掲示されていました。
少ししんみりするお話でした。
ここは、きらびやかな町となったみなとみらいに近く、最近では高層マンションやヨットハーバーもできている地区でもあります。
浦島太郎も町の変わりように驚くに違いありません。
ランドマークタワーや赤レンガ倉庫にお越しの際は、横浜港のかなたの竜宮城にも思いを馳せられたらいかがでしょうか。
美味しいワインがさらに美味しくなるかもです。
井戸は、海に向かって左手の方向にあります。
(かねこ)